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一人でも多くの方に知って頂きたい、実話の物語。「ママが生きた証」。


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7月5日、21:00~放送された、

ドラマスペシャル「ママが生きた証」。 

末期ガンと闘いながらも、元気な男の子を出産したある女性。

その女性を優しさで包み込み続けた夫。

このあたたかい夫婦の歩みが記録されているドキュメンタリー物語がドラマ化された。

 

報道・スポーツ番組構成作家の夫・小松武幸さんを阿部サダヲさんが、

小学校教師の妻・小松美恵さんを貫地谷しほりさんが演じている。

今回キャスティングされた阿部サダヲさんの母親もまた、

貫地谷しほりさんが演じた妻・美恵さん同じ、乳ガンを患っていたそうだ。

ナチュラルな演技力と悲しみ辛さなどを包み込む包容力のある2人ということで

阿部サダヲさんと貫地谷しほりさんが選ばれたそうだ。 

 

2010年8月、結婚3年目を迎えた夫婦。

幸せ絶頂の頃、妻に末期ガンが宣告された。

妻の体には2人にとって大切な新しい命も宿っていて、

すでにステージ4のガン宣告を受けたとき、妊娠5ヶ月であった。

 

抗がん剤による治療をすることによって、

赤ちゃんの命が危なくなってしまうという残酷な現実がそこにはある。

 

ひとつの体にガンという名の「絶望」と、子どもという名の「希望」が存在している事実。

 

夫婦は葛藤しながらも、医者が勧めてくれた国内初となる新しい抗がん剤を投与しながら

「子どもを出産する」という道を選んだ。

 

そして2010年12月に元気な男の子を無事出産したのだ。

 

出産後、母となった美恵さんは

息子に向けてのメッセージを記録することを決め、

父となった武幸さんにビデオテープを回してもらう。 

 

 

末期ガンという病気と闘い続けたこの夫婦の間には、

いつもあたたかい何かが流れている。

妻は夫のことを「98%優しさでできた夫」だというように現わした。

 

 

小松美恵さんは、2011年9月に亡くなられた。

息子と一緒に過ごせたのは、わずか9ヶ月だったが

彼女は愛する息子のために

あたたかいメッセージを残しながら愛する家族と一緒に生きたのだ。

 

 

現在でも「報道ステーション」などのスポーツ担当として活躍しているライター、

夫・小松武幸さんのドキュメンタリー原作を基にして、

小松夫妻の運命を映像化したものが、

ドラマスペシャル「ママが生きた証」である。

 

 

末期ガンというものを抱えながらも、

病気そのものの残酷さよりも、

夫婦・家族・子ども・生き方・・・

について考えさせられる、また、あたたかく前向きなメッセージが

たくさん詰め込められていた。

 

 

miesan.jpg 

亡くなられた今も、多くの人の心を励まし、希望を与え続けてくれる人物だ。

今回のドラマスペシャルを通じて、美恵さんのことを知った人が

何かを感じ、自分自身の人生を見つめ直したかもしれない。

 

美恵さんは今も、息子さんの中で生き続けていることだろう。


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