本当の愛情のおかげで・・・遠野なぎこさんを苦しめていたものとは。

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遠野なぎこさん（３４）が、５月５日に再婚していたことが分かった。

交際２ヶ月でのスピード再婚である。 

遠野なぎこさんのお相手は、

元プロボクサーの指導者兼バー経営者の男性（３９）だそうだ。

共通の友人の紹介で出会った２人は、

交際２ヶ月を経て結婚をした。 

この短い期間で「結婚」を決めた理由とは・・・。

 

遠野なぎこさんが長年苦しんでいた「摂食障害」が

彼との出会いをきっかけに和らぎ始めたとのこと。

彼との交際が始まり、この２ヶ月の間に過食嘔吐をしていないという

奇跡的なことが彼女の中で起こっているそうだ。

 

摂食障害とは、

「患者の極端な食事制限や、過度な量の食事の摂取などを伴い、

それによって患者の健康に様々な問題が引き起こされる。

主に、 拒食症と過食症の総称である。

人芸関係の問題などの心理的ストレスに対する耐性不足や、

社会適応の未発達、コミュニケーションの不全などが原因とされている。」

「精神疾患の一種、依存症の一種とされている。」

＊ウィキペディア参照＊ 

 

遠野なぎこさんは１５歳からの１９年間、この摂食障害に苦しんできたのだ。

 

摂食障害だけではなく、

強迫性障害（特に確認行為）や醜形恐怖、またリストカット行為などにも

悩まされてきたそうだ。

 

このどれにも当てはまるのが、「心の問題」。

 

これまで、遠野なぎこさんはテレビ番組などで、

自分の生い立ちや両親のこと、恋愛事情について

カミングアウトしている。

 

生まれ育ってきた環境の中で、様々なことと戦い、

壮絶な人生の中で恋愛もしてきただろう。

 

今回再婚する相手と出会い、自分の心と体が明るい方向へ向かっていると

実感したとき、どれだけの幸せを感じたことであろう。

出会って間もないスピード婚だが、

この病に苦しんだ人にしか分からない、

遠野なぎこさん自身が感じた、この奇跡を心から大切にしようと思っただろう。

 

自身のオフィシャルブログでは、手作りの料理や指輪をはめた２人の手の写真などを

公開している。

また、 

「私は、 今お付き合いしている最愛の彼から

大きな大きな安心感を与えてもらって、

少し強くなれたんだと思うんだ。

ほんの少しだけど、彼に愛されている自分を愛してあげたい

って思えるようになってきたんだ。

自分を愛する強さを少しだけ覚え始めてきた。」

という文章が書かれている。

私は心が打たれた。

人が人と繋がったときの奇跡、

愛が病を和らげてくれた奇跡、を感じさせてくれる文だ。

 

今年４月には

「摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。」

という本を出版している。

「同じ摂食障害で苦しむ人たちが理解されるように・・・」

という遠野なぎこさんの切なる願いが込められている。

 

 

今もなお、摂食障害や強迫性障害と戦い続けている日々。

だが、変わったのは独りじゃないということ。

愛する旦那さんと一緒にあらゆる波を２人で超えていってほしい。

 

「愛」って本当に「奇跡」ですね。 

 

 

 

 

 

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タグ：遠野なぎこ 摂食障害 スピード再婚 強迫性障害