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更なる幸せを・・・!宇多田ヒカルの電撃結婚。


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5月23日、宇多田ヒカルはイタリア人男性との結婚式を挙げた。

彼女にとっては2回目の結婚となる。

 

宇多田ヒカルさん(31)のお相手は、

イタリア人バーテンダーのフランチェスコ・カリアーノ氏(23)である。

南イタリアの港町ポリニャーノ・ア・マーレにある

サンタ・マリア・アッスンタ協会で結婚式を挙げた。

警備体制が万全の中、撮られた宇多田ヒカルさんの写真は、

白色のドレスに身をつつんだ素敵な姿である。

 

宇多田ヒカルは、2000年9月に紀里谷和明さんと結婚をし、

2007年3月に離婚しているので、

今回は電撃再婚となる。

 

宇多田照寛さんと藤圭子さんとの間に生まれた宇多田ヒカルさん。

宇多田ヒカルの母である藤圭子さんは、2013年8月22日に亡くなられている。

藤圭子さんは、長年精神的な病に苦しんでいたようで、無念さが残る最期となったようだ。

精神的な病は、「終わりの見えない自分との戦い」だと思う。

本人はもちろん、側にいる家族も様々な関わりの中で抱えるものは多かっただろう。 

精神的な病とは別に「網膜色素変性病」という持病とも戦っていたようだ。

この病は、徐々に視力が低下していってしまうという病気である・・・。

藤圭子さんの母も兄姉も同じ病を抱えていたそうで、

遺伝的なものをとても心配したのか、

「我が子の目からはいつまでも光が失われないでほしい・・・」

という想いから「宇多田 光(ヒカル)」という名前が付けられたらしい。

藤圭子さんの我が子を思う、心からの願いが伝わってくる・・・。

 

宇多田ヒカルさんは、母の死後、

「悲しい思い出が多いのに、母を思う時心に浮かぶのは、笑っている彼女です。」 

という言葉を残している。そして、

「母の娘であることを誇りに思う。母に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。」

最愛なる母への気持ちを表している。

また、宇多田ヒカルの

「嵐の女神」

という曲は、母への曲だそうだ。

病を抱えている母との葛藤、そして自分自身との葛藤に苦しんだ時期もあるだろう・・・

しかし、藤圭子さんは宇多田ヒカルさんにとって「たった一人の大切な母親」だということが

ひしひしと伝わってくる。

 

 

今回再婚する相手は、宇多田ヒカルさんの様々な想いや経験をまた新たなものへと

変えていってくれるような人物なのかもしれない。

公式サイトでは、彼のことを

「値が誠実で多くの友人に愛される好青年」と紹介しているらしい。

 

宇多田ヒカルさんとフランチェスコ・カリアーノさんとの明るい未来、 

そして、その未来に「子どもがほしい」という幸せを描いているのであれば、

藤圭子さんが様々な病と戦いながらも宇多田光さんという素敵な娘を授かったように、

宇多田光さんにもまた素敵な命が宿ることを心から願っています・・・。


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